国際結婚しかも子連れ再婚(ステップファミリーのフランス生活)

毎日「おー、こういう時にはこうくるか?!」って驚くカルチャーギャップ。
国際結婚のホンネ話や、ステップファミリーのトホホな苦労話、笑っちゃう勘違い、などなど!
国際結婚&再婚のほんとのところを語ります。
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パパと呼んでほしい
子供のいるご家庭で、子供が両親を呼ぶ呼び方、皆様は、何かこだわりがあるでしょうか?

うちでは、平凡に「パパ・ママン(日本語で話すときはママ)」で通していたんですが…


これまでも時々、うちの小学生、ジョジョ君が、「パパ」と言わずに、夫の名前をファーストネームで呼ぶことがあったのですが…

(便宜上、仮名で「ピエール」としておきます…)

たまに、子供に「ピエール!」と呼ばれた夫は、最初は、面白がって笑って答えていたのですが…


あるとき気がついてみたら、ジョジョ君は「ピエール」としか呼ばなくなり、まったく「パパ」と呼ばなくなってしまいました。


それで焦った夫は、「パパって呼んでほしいな〜」とお願いするようになったのですが…

呼び方が一度クセになったら、なかなか直りません。


ジョジョ君が、コンパスを借りに来たり、雑誌を買ってほしいなど、お願い事に来たときなどに、「『パパ、シルトプレ(お願い)』、って言ったらOK」とか、無理やり言わせています。

とはいえ、お願いモードでないときは、また「ピエール」に戻ってしまうので、夫は、

「ジョジョ君8歳にして、もうパパと呼んでもらえなくなった〜」

と嘆いているのですが…


しかもなぜか、私と話すときは「ママン」のままなので、「納得できない!」と夫の嫉妬を買っています(爆)



とはいえ、ジョジョ君と夫がふたりで話しているときに、


夫「サラにビスケット食べても良いか聞いたの?」

ジョジョ君「うん、サラは良いって言ってたよ!」


など、男同士のときは、ちゃっかり、私もファーストネームで呼ばれていることが判明。


私としては、いつまでも「ママン」と呼んでもらいたいような気がしますが…


JUGEMテーマ:育児
| サラ | フランスの子育て | 21:42 | comments(0) | - |
息子がフランス人に育っている、と実感した瞬間
先日、娘の学校の近くのハンバーガー・ショップに、我が家の親子4名と、娘の彼氏とでランチに行ったときの話です。

大人は皆、ハンバーガーと、フライドポテトまたはサラダと、ドリンクのセットにしたのですが、小学生のジョジョ君は、「キッズ・メニュー」を勧められました。

キッズ・メニューと言う割に、他のメニューより1ユーロしか安くなく、あまり格安感がないな、と思ったのですが、「サプライズ」が付いているようだったので、それにしました。

食事が中盤にさしかかった頃、お店のお姉さんが「ガチャポン」みたいなおもちゃを持って来てくれました。

ジョジョ君は、大喜びして、すぐにガチャポンを開けると、中から、押すと発光するシリコンボールみたいなのが出てきました。

ジョジョ君は、食事もそこそこに、ボールを押して、ライトを付けたり消したりして遊んでいたのですが…

食が細くて、なかなか食べ終わらないので、「おもちゃは後にしなさい!」と叱られたりして、やっと食べ終わりました。

お会計して、お店を出ると、ジョジョ君が、そそくさとお店に戻って行くので、皆で「???」と思っていましたが…

ほどなく出てきたジョジョ君が、別のおもちゃを持っていたので、

「どうしたの?」

と聞くと、

「最初のおもちゃは、遊んでみたけど、好きじゃなかったから、理由を言って、変えてもらってきた」

と言うので、ビックリしました。

もらったガチャポンをその場で開けて、店内で、ライトでも散々遊んでおいて、「好きじゃなかった」とは、なんとも図々しい言い分!! と、娘と二人で、あきれてしまいました。

フランス人男子二人は、「お姉さんがいいって言ったんなら、いいんじゃない」と全く気にしていない様子。


これまでは自己主張が苦手で、他の口達者な友達にも押されがちなジョジョ君だったのに、最近なにかと、大胆な言動が増えてきました。

学校で、お迎え時に他の子達と話すと、本当に皆、小さいのに自己主張がすごくて、たじたじしてしまいます。

「僕のダンス見ていって!」

と、男子に「白鳥の湖」のマネを見せられたりすることも・・・(苦笑)

夫とも、「ジョジョ君は、口が達者じゃないから、学校でも他の子に口で負けて、損をしているんだろうね」、といつも言っていたのですが・・・

学校でも先生に、ガンガン主張しないと、「やる気のない子」とみなされたりするようなので、フランスは大変だなぁ、と思います。

最近、学校のお迎えでも、子供どうしで結構活発に言い合って主張しあっている中に、ジョジョ君が入っているのを見かけるようになったので、たくましく思う反面、「私だったら、あまり主張できなくて、萎縮したまんまかも・・・」と思ったりしていました。


今回の「おもちゃ取り替え事件」で、うちのジョジョ君も、屁理屈でもいいから、うまいこと言って、自分の意思をしっかり通すフランス人に成長していくのだろうなぁ、と何となく感傷的になってしまいました。


 
 
| サラ | フランスの子育て | 19:08 | comments(8) | - |
ズボンの膝の穴のつくろい方(ハード版)
前回の、ジョジョ君のズボンの膝の穴の続きです。

これは、つくろった後の図です。
写真では分からないかもしれませんが、左側の膝は、デニム生地が合計で5枚重なっています(爆)

今回は、私がやっている、15分でできて、簡単で超パワフルなズボンの穴のつくろい方をご紹介します。

改めてご紹介するほどのものではないのですが・・・

インターネットを検索してみたら、意外と、情報がなかったので(私の調べ方が悪かったのかもしれませんが・・・)、男の子のいるお宅で、何かのご参考になれば幸いです。


ちなみに、ズボンに穴があいた、となると、まず考えるのは、「アップリケ」だと思うのですが・・・

フランスでは、なぜか安っぽいソーイング関連製品の値段が高くて、スーパーのハンドメイド・コーナーに置いてある「アップリケ」とか「ワッペン」は、めちゃくちゃダサい上に、結構高いんです(小さいのでも、1個で5ユーロ以上だと思います・・・)

・・・なので、アップリケは買ったことがありません。


(さっき、ミシン糸の白が切れたので、近所のスーパーで買い物ついでにみたところ、別にメーカー品でもない、普通のミシン糸がひと巻きで7ユーロでした。

馬鹿らしいので、買わずに帰ってきました・・・

次回、日本での買い物リストに、「ミシン糸」を入れておこう、と思いました!!)



話がそれましたが・・・

ミシンと端布を使った、簡単な膝の繕いテクをご紹介します。


ミシンは、夫の母が愛用していたもので、たぶん40年ぐらい前のモデルだと思うのですが、ジーンズでもなんでも、すごく良く縫えます!!

★私のテクニックは、「袖縫い機能」というのか、袖状のわっかが縫えるようになっていないタイプでないと、できません。


まず、ジーンズの端切れを長方形に切ります。

ついに使えなくなったズボンをつぶしているため、究極のリサイクル。

いろんな大きさがあると便利なので、切り方も適当です。
 
ふたつに折って、直線縫いで四角く縫います。
 
ボタンホール機能で、直線の上からかがり縫いをかけます。

単にほぐれなければいいだけなので、適当です。
というか、私のお裁縫は、すべて行き当たりばったりで、適当です。

縫ったすぐ外側をはさみで切って、自称「サポーター」のできあがりです。

ズボンを裏返して、このサポーターを、やぶけた部分全般に当て、まずは直線縫いで行ったり来たり、縫い付けていきます。
私のミシンは、ジョジョ君のズボンの膝下を入れることはできるのですが、幅がせますぎて、横方向にしか縫えないため、往復を繰り返しながら、移動します。 

次に、またボタンホール・ステッチに替えて、ともかくガシガシと縫います。
やたらとミシン糸を消費しますが(下のボビンがすぐに空になります)、無心にミシンを「ガーっ」とかけていると、ストレス解消になります。 

「サポーター」をがっちり縫い付けたら、表に返します。

この時点で、もう膝はゴワゴワです。

表返すと、穴がまだあることが分かるので、今度は、表側から、穴とか、生地の薄くなってるところをボタンホール・ステッチで直撃します。

色が見えなくなるまで、繰り返します。
 
図でお見せしたのは、下側(右膝)の状態です。

左ひざは、穴が大きすぎて、サポーターを完全に隠すことができませんでした。

デニム生地のズボンの場合には、表側にもサポーターを縫い付けて、5重縫いにしてしまうこともあります(一番上の写真の例)
 
もうひとつ、赤いズボン。

このズボン、ダサいので、夫には不評ですが、本人がやたらと気に入っているため、直すことにします。
 
裏返して、サポーターを当てます。
 
上と同じ要領で縫い付けます。

上の糸の色を変えなかったのは、単に面倒だからです(爆)

ガンガン縫っていたら、ミシン針が折れました。

なぜか、道具箱に「ジーンズ用」ミシン針が入っていたので、ジーンズ用に替えて、再びガンガン縫います。

思いっきり縫っていると、自分の頭に「業務用」という言葉が浮かんできました。
 
直った状態。

左脚(上側)の穴は、ふさぎきれなかったので、下地のサポーターが見えていますが、ジョジョ君は、必ず左が大きく破けるみたいです。



次、破れたら・・・と思い、ついでに、アングリー・バードの豚のアップリケ風も作ってみました。


ジョジョ君に、「サポーターが入ってるから丈夫」とでも言ったら、「えー、じゃあ試してみよう〜!」と耐久テストを始めそうなので、「大事に気をつけて履くように・・・」と言っておきます。

どうせ、気をつけて履いてくれないんですが・・・(爆)





JUGEMテーマ:家庭
| サラ | フランスの子育て | 18:35 | comments(4) | - |
男子のズボンのひざの穴
小学生ジョジョ君の話が続きます。

ジョジョ君のズボンに、いつも穴が開く話です。


今はもう「ズボン」と言わないのかもしれませんが、「パンツ」だと、下着のパンツと区別がつかないのでは?、と思うので「ズボン」にします。

男の子がいるおうちでは(男子の性格にもよるかもしれませんが)、どうされていますか??

うちは、新品のズボンでも、数回はくと、もう穴が開いています。


ちなみに、先日お迎えに行ったとき、学校の校庭で、ジョジョ君含む男子数人が、アイスホッケーの膝スライディング? みたいなことをやって遊んでいたのを目撃しました。

この調子なら、「穴が開かないほうがおかしい」、と思いました。

というか、装具もつけずに膝からアスファルトにスライドして、膝はガタガタにならないのか、と心配になりますが・・・

被害があるのはズボンばかりで、膝はほとんど擦り傷程度です。


最初は、小さい穴なので、刺繍糸で目立たないようにかがったりしていたのですが・・・

これだと、しっかりかがっても、翌日にはもう、取れてしまい、大きな穴になって、帰ってきます。

しかも、早めに穴をふさいでおかなかった場合、驚くほどの速さで、穴が大きくなってしまいます。

ちなみに、ジョジョ君が、暇つぶしに、ズボンの穴に指を入れて、穴を大きくしているのを目撃したことがあります。

さすがに、叱ったのですが、本人は、意識もしていなかったらしくて、言っているそばから、本人の耳に入っても、もう片方の耳から抜けていく、という感じで、全く改善しません。


ということで、うちでは、サポーターにもなりそうなほどハードな「膝の穴」対策を、ミシンで縫っているのですが・・・

(次回、ご紹介します・・・)


他にもっと簡単な「膝の穴」対策がないかな・・・と、インターネットで検索したところ・・・

「うちは、高校生になっても、まだ制服に穴を開けて帰ってきます」という証言が結構あったので、気長に構えるしかなさそうです・・・


JUGEMテーマ:育児
| サラ | フランスの子育て | 01:14 | comments(2) | - |
フランスの子供は、どうして大人の言うことを聞かないか?
フランスに来たばかりの頃、娘の小学校の行き返りに、低学年や幼稚園の子が、親や先生の言うことを無視しているのを見て、ビックリしたのですが・・・

しかも、ママン(母親)も先生も、公衆の面前で、大声で怒鳴っていたり、言うことを聞かない子供の耳をひっぱったりしているのに、さらにビックリしました。

それなのに、子供は、ぜんぜん言うことを聞かないで、悪戯をやめようとしないのです。

スーパーで、お菓子が欲しくて、床を這い回って泣く子供とか・・・

買ってもらえなくて「ぐすん」みたいな程度ではなく、「ぎゃーん、ぎゃおーん」という感じです。

泣きわめきすぎて、子供を乗せるスーパーのカートから、落ちそうになっている幼児とか・・・

スーパーに行くたびに、そういう親子をよく見かけます。



フランスに来た当時は、娘も、少なからずショックを受けているようでした。

「うちのママは、ゲーム買ってくれなくて厳しいと思ってたけど、もっとずっと怖い大人がいた・・・」

と、衝撃を語っていました(苦笑)

娘の友達も、いわゆる「いい子ちゃん」タイプが多かったので、遊びに来たフランス人の子供の扱いにも、あまり苦労することもなかったのですが・・・


下の子が生まれて以来、「親のしつけが悪いんでしょ」と思っていた常識が崩れることばかりです。

男の子のほうが、「言うことを聞かない度」、というか、「聞こえていない度」が高いのは確かですが・・・

小学校のお迎えに行くと、強烈な悪戯をしでかして、先生に怒鳴られているのに、まったく悪びれずに続けている女子もよく見かけるので・・・

ひとえに、男女の違いというのでもなさそうです。

フランスで生まれ育つと、こうなってしまうのでしょうか???


うちの夫は、なにかというと、

「僕が小さい頃は、お父さんが怖くて、じろりとにらまれるだけで、すぐに悪さをやめたよ・・・」

と言うのですが、自己申告なので、実際に、どの程度、親の言うことを聞いていたかは、不明です。



日本に里帰りすると、子供がみんな、大人の言うことをおとなしく聞いているように見えて、逆に衝撃的でした。

とはいえ、電車の中でおふざけが止まらない男子に、思いっきり怒鳴ってるお母さんも見かけて、心ならず、ちょっとホッとしましたが・・・


うちの下の子は、昔から、スーパーでお菓子等をほとんど買い与えないので、スーパーでぐずることはあまりないんですが・・・

何度言っても、ちょこまか、ちょこまか・・・と駆け回るのを、どうしても制御できません!


フランスにいる限り、周りの目も寛容なので、あまり居心地の悪い思いはしませんが・・・

日本に帰ると、電車やスーパーなどで、「親のしつけがなってない!」といわんばかりの顔で、見られるのが、いたたまれません。


ちょっとズレますが、今回の帰国中は、なんとか、外で「立ちション」をすることなく、必ず公衆トイレに行くことができたので、それだけでも、だいぶ進歩したと思います。


フランスに戻ってきてからは、また「小便小僧」に逆戻りしていますが・・・

(日本のように、公衆トイレがないので、仕方ないという面もありますが・・・)

 JUGEMテーマ:家庭
| サラ | フランスの子育て | 17:11 | comments(2) | - |
ミニ・キャンプの話
皆様、楽しい夏休みを過ごされたでしょうか?

こちらのブログというか、パソコン自体を夏の間、放置しっぱなしで、コメントを残して頂いていた方や、遊びに来て頂いた方には、申し訳ありませんでした。


個人的に、色々なことがあり、忙しい夏でしたが・・・

困難を一緒に乗り越えて、夫との絆が深まった夏でした。

また、その話は、そのうち機会があれば、書きたいと思いますが・・・


今日は、うちの下の子が夏休みに参加した「ミニ・キャンプ」の話です。


フランスでは、夏休みに子供が1〜2週間、親元を離れて田舎とか海・山に行く、林間学校みたいなシステム「コロニー・ド・ヴァカンス」(通称「コロ」←犬の名前みたい・・・笑)というのがあるのですが・・・

市役所が主催しているものや、プライベートな団体がやっている「コロ」も沢山あります。


うちの下の子は、長期間、親元を離れる勇気がなかったので、「ミニ・キャンプ」と題した、1泊2日のキャンプに、2回参加してきました。


去年も、1泊だけ参加したのですが・・・

その前まで、夜は「おねしょ」が心配で、必ずオムツを履いて寝ていたのですが、

「キャンプでお泊りするときに、オムツは持っていけないよね」

と言ったところ、あっさりと、夜のオムツが取れたので、親としては、「やった!!」という気分でした。

(その後、たまに「おねしょ」の失敗はありましたが・・・オムツに逆戻りすることはなかったので、キャンプ様様、という感じでした・・・)


今年は、最初、

「またキャンプに参加したい」

と言っていたものの、参加前日になって、

「やっぱり、行きたくない・・・」

とぐずりだしたので、理由を聞いたところ・・・

「去年のキャンプで、シャワーが汚かった」

という理由なので、なるほど! と思いました。

(フランスのこういう施設は、トイレ、シャワーが汚いらしいです。私は、キャンプ場にも行ったことがありませんが、高速道路のトイレなんかを見ると、個人的には、行きたくないな、と思います・・・)


でも、実際に朝、集合場所に連れて行ってみたら、特に文句も言わず、友達と遊びだしたので、ちょっと心配しながら、翌日の帰りを待っていたのですが・・・


「どうだった?」

と聞いたところ、

「朝ごはんに、ケロッグのシリアルが出た・・・」

というのが嬉しかったようで、後は、特に嫌なこともなかったようでした(笑)


夜は、みんな寝袋を持って行って、テントを張って、寝袋で寝るそうなのですが、持ち物リストに、「パジャマ」が入っていなかったので、どうしているのかな?? と疑問に思っていました。

私は、リュックサックにパジャマをもちろん入れたのですが・・・

ジョジョ君にその辺も聞いたところ、みんなと同じように、パンツ一丁で、寝袋に入って寝たそうです(爆)

 JUGEMテーマ:育児
| サラ | フランスの子育て | 17:47 | comments(4) | - |
「フランス流」正しい咳の仕方
このところ、雪が降ったり、気温の変化がとても激しいフランスですが…

我が家の小学生、ジョジョ君も、「ゴホ、ゴホ」と変な咳をしています。


これまで、ジョジョ君が咳をするときに、必ず、

「手で口をおさえなさい!」

と教えてきたのですが…


最近、手で口をおさえずに、セーターの二の腕に向かって、顔をそむけるような格好で、咳をするようになりました。


「なんで手を使わないの??」

と、ちょっと怒り気味に聞いたところ…

…意外な答えが返ってきました!!


ジョジョ君いわく、小学校の先生に、


「咳のときに、手で口をおさえてはいけません。

咳のバイキンがついた手で、ほかの人と、握手をしたら、風邪がうつるから…」


と教えられているそうです。

ということで、フランス全国そういう教育なのか、わかりませんが、ジョジョ君の学校では、

「咳をするときは、顔をそむけて、二の腕でカバーして、ゴホゴホやる」

というのが、決まりになっているそうです!


ちなみに、フランス人、咳やくしゃみをするときに顔もそむけないし、手もおさえない上に、トイレから出ても手を洗わない人が結構いるので、寒い季節は、風邪をうつされないように、皆様も気をつけてください!!

 JUGEMテーマ:家庭
| サラ | フランスの子育て | 23:52 | comments(10) | - |
娘の家出
日曜日の晩、夫と娘がささいなことでケンカを始めて、ふたりとも、すぐカッとしやすい性格なので、ツバを飛ばしながら大声で言い合っていたのですが・・・

(すぐカッとするのは、私も・・・負けず劣らず、なんですが・・・)

娘が、

もうこの家には帰らない!

さようなら!

と言って、あれよあれよという間に、ドアをバタンと閉めて出て行ったので、まだハァハァ言っている夫と、

どうする?

と対策会議を立てました。

ケンカになる前から、この日の夕方は、彼氏とデートの予定になっていたので、どうせ彼の家にお邪魔して、そのまま居候を決め込むつもりでは・・・

と察して、彼の家の固定電話に電話しました。

あいにく、両親は留守で、彼の妹が電話に出たので、

お母さんが戻ったら、電話をかけなおして欲しい」、とメッセージと番号を残したのですが・・・

夜7時半ごろに、まだ連絡がないので、夕飯の準備をしながら、ちょっと心配していたところ、娘から私の携帯に電話がかかってきて、

今、トマの家にいるから、心配しないで・・・

と怒ったような声で言ったので、予想していた通りだと思い、ちょっと安心しました。

パパかママと話したいんだけど?

と聞くと、今は家にいるので、電話をしても大丈夫、ということだったので、夫に電話をかけてもらいました。

私も隣で聞いていたのですが・・・

電話には、彼のパパが出たので、夫が自己紹介および、今回のご迷惑のお詫びを言ったところ・・・

私は弁護士の仕事をしていて、家内は自営業です。

うちにも娘がいますし、けっして怪しい家庭ではありませんので、どうか、娘さんのことは、ご安心ください!

と、妙に腰が低いので、ビックリしました。

夫も、彼がうちにごはんを食べに来てくれて、とても感じの良い青年なので、信頼しているし、お付き合いには賛成している・・・、という感じのことを言っていたのですが・・・

彼がうちに食事に来たときに、うちの夫は、一言も話さなくて、イヤなムードをかもしだしていたので、横で聞いていて、笑ってしまいました。


幸い、彼はディナーのエピソードを、パパには話していないようでした(笑)


その後、話好きな夫と彼パパは、盛り上がって10分ぐらい話していましたが・・・


結局、今日はもう遅いので、そのまま家に泊めてもらい、明日はうちに帰す、ということで話がまとまりました。

お礼を言ったうえで、夫が、

このまま続くようであれば、近いうちに直接お会いして、親交を深めたいですね!

と言ったのですが・・・

「このまま続く」というのが、ふたりの関係ではなく、居候の状態、という解釈もできたので、彼のパパが、すぐに、

いやー、それは困りますよ!・・・明日は、帰ってもらいますからね!

と笑いながら言ったので、こちらも、笑ってしまいました。

その後、電話をもう一度、娘にかわってもらい、私から、

明日はちゃんと帰ってくるようにね。待っているからね!

と言ったところ、娘も泣きながら、

うん・・・わかった

と言っていました。


状況から察するに、娘は、彼の家でこれからずっと暮らすつもりだったのか、詳しいことは良く分かりませんが・・・

突然やってきた娘に、ご両親が、

あんた、ちゃんと親に居場所を連絡しないとダメでしょ!

と諭したようで、それで、私に電話をかけてきた次第のようです。


翌日、学校が終わったあと、娘は、ふくれ顔で普通にうちに戻ってきました。



高校が終わったら、彼と一緒に住みたい・・・

とか言い出したら、どうする??などと、これまでも、夫とよく話し合っていますが・・・

・・・なかなか複雑な気持ちです。


 JUGEMテーマ:気になること
| サラ | フランスの子育て | 21:44 | comments(11) | - |
メリーゴーランド事件
私が住んでいる小さい町には、常設のメリーゴーランドと、たまに来る仮設のメリーゴーランドがあるんですが…

常設のメリーゴーランドは、1回分が2ユーロで、10回分が10ユーロとか、そういう感じの値段設定になっているので、10回分のチケットを買って、小出しに使っているのですが…

先日、仮設のメリーゴーランドが来ていて、なんとなくこっちのほうがダイナミックな雰囲気で、うちの子も興味を示していたので、初めて乗せてみたところ…

ジョジョ君は、スポーツカー・タイプの車を選びました。

幼稚園児〜小学校低学年ぐらいを対象にしたメリーゴーランドの割に、かなり速く回るので、ジョジョ君も他の子も、最初かなり喜んでいたのですが…

周りで見ていたアラブ系のお父さんのものすごい怒鳴り声で、ハッとメリーゴーランドを見ると、馬に乗っていた3〜4歳ぐらいの男の子が、勝手に馬から下りて、別の乗り物に乗ろうとしていたのでした。

私が見ている限り、メリーゴーランドで、1ラウンド中に、別のものに乗り換える子供は、たまにいるのですが…

普通のメリーゴーランドは、スピードがかなりスローなので、別の車なりに乗るか、迷ってウロウロしている間に終了…という感じになるのですが…

この男の子の場合、よろけて転んでしまったらしく、姿が見えないな…と思ったら、「ボコボコ」と嫌な音がしたと同時に、男の子のママらしき人の「ギャー!」という悲鳴が上がりました。

この時点で、やっとメリーゴーランドの係の人が、機械を止めたのですが、転んだ男の子は、幸い、特に怪我もなかったようで、お父さんに救出され、散々叱られていました。



その間、みんなザワザワして、男の子が無事かどうかをみんな心配したものの、乗り物に乗ってる子供たちも、周りの親も、

「まだ残りがあるんでしょう?」

という感じで、そのまま待機しており、転んだ子供がいなくなると、またメリーゴーランドが再開されたのが、なんともフランスらしくて、なんとなく笑ってしまいました。

ということで、1回分といっても、かなり長く回っていたのですが、終わって降りてきたジョジョ君が、

ママー、僕の車で、男の子をつぶしちゃった!!

と、興奮してかけよってきました。

ジョジョ君の言い分によると、男の子が「ボコボコ」とひかれていたのは、偶然、ジョジョ君の乗っていた車だったのだそうです。

ジョジョ君のせいじゃないよ…

と言ったのですが、本人は、当然ながら、かなり興奮していました。

家に帰ると、靴も脱がずに夫の部屋に行き、

パパー、僕、男の子をひいちゃった!

と言ったので、夫もビックリしていました。

とはいえ、特にトラウマになったわけでもなく、この週末も、ゆっくりなほうのメリーゴーランドに乗りに行っていました。


私は、メリーゴーランドに乗せる前に、毎回、「メリーゴーランドがとまるまで、乗り物から絶対に降りないこと」というきまりを思い出させており、ジョジョ君はその手の危険なことはしないタイプなので安心なのですが…

子供をメリーゴーランドに乗せるときは、くれぐれも、注意した方がいいと思います!


 JUGEMテーマ:海外生活
| サラ | フランスの子育て | 19:27 | comments(5) | - |
赤のドゥカティ
子供のオモチャの与え方は、難しいですね。

小さい子供のいらっしゃる皆さんは、何かルールを決めていますか?


うちの幼稚園児、ジョジョ君は、最近、お金のコンセプトがなんとなく分かるようになったらしくて…

パパは、このところ、お仕事が忙しかったから、お金が貯まって、もうすぐ僕に、ミニカーを買ってくれるんだよ!

なんて言うようになりました。

これまでも、幼稚園に自分のミニカーを持って行き、ほかの子とコレクションを比較したり、お互いに交換したり…、と、幼稚園児なりに、かなり楽しんでいるようです。


先日以来、ものすごく気になるオモチャを見てしまったらしくて…

わざわざ学校の帰り道に、毎日、「ママこっちよ!」と私を強引に引っ張って、寄り道をして、お目当てのオモチャが置いてあるウィンドウを、確認しに行くのですが…

朝、学校に子供を連れて行く夫によれば、朝も、ちゃんと「寄り道」して、夫に毎日、

パパ…、もう、お金貯まった?

とつぶらな瞳で聞くので、毎朝、「返答に困る」、と言っていました。

そろそろ、買ってやらないと可哀想かな…

と、つい情にほだされて、それでも2週間以上、我慢させて、結局、ジョジョ君のほしがっていたオモチャを買ってしまいました。


喜び勇んで帰ってきたジョジョ君のオモチャを見たら、意外と本格的なので、ビックリしました。

DUCATI(ドゥカティ)というメーカーのバイクです。

 Ducatiバイク(子供のオモチャ)

4歳児のくせに、本人としても、「僕の自慢のマシンを、キレイな写真で残したい」、と思うらしくて…

ママ〜、写真とってよ!

というので、私のカメラで撮ったところ…

Ducatiバイク(子供のオモチャ)


写真一枚では不満で、「ドゥカティ」のポーズを替えて、何枚も撮らされました。

ちなみに、バイクは、ジョジョ君が配置して、アングルも指定してきます。

マロン・クリーム缶が隣にある理由は、不明です(爆)


とはいえ、この手のオモチャは、ミニカーほどは丈夫でないため、ハンドルなどがとても壊れやすくて、ジョジョ君には、

学校に持っていったら、かばんの中で壊れちゃうよ!

と言ったにもかかわらず、友達に見せたい欲求には勝てず、結局、3日後には、ハンドルが取れてしまいました。

でも、夫に、「瞬間接着ボンド」でつけてもらい、今度は、うちの中だけで、ものすごく大事に遊んでいます。


ある日、親子3人で散歩していたら、ジョジョ君が大きな声で、

僕のバイクがあるよ〜!!

と大騒ぎするので、行ってみたら、本物の赤のドゥカティが道に止まっていました。

ジョジョ君は、触りたそうにしていましたが、本物が見られて、大興奮だったらしく、

エンジンのところとかも、僕のと一緒だ〜!!

など、10分ぐらい、バイクの周りをグルグルして、しゃがんだり、のぞきこんだりして、ディテールをチェックしていました。


子供を、甘やかしたくはないけど、こういう反応を聞くと、

買ってやって、良かったのかな…

と、なんとなく納得したくなります。


JUGEMテーマ:今日のお買い物
| サラ | フランスの子育て | 10:18 | comments(9) | - |

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