国際結婚しかも子連れ再婚(ステップファミリーのフランス生活)

毎日「おー、こういう時にはこうくるか?!」って驚くカルチャーギャップ。
国際結婚のホンネ話や、ステップファミリーのトホホな苦労話、笑っちゃう勘違い、などなど!
国際結婚&再婚のほんとのところを語ります。
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トルコ・コーヒーの作り方
トルコ・コーヒー鍋の写真
皆さんは、コーヒー派ですか、それともお茶派??

うちは、朝は、必ず夫がイタリア式パーコレーターでエスプレッソを淹れるのが習慣になっているのですが…


去年、夫の元彼女がトルコ・コーヒーをお土産にくれて以来、トルコ・コーヒーというのは、なかなか美味しいものだな、と気に入って、たまに昼食の後にトルコ・コーヒーを飲んでいたのですが…

実は、レバノン・レストランに行ったときに、レストランの人にレバノン・コーヒー(トルコ・コーヒーとまったく同じと思われる)の淹れ方を教えてもらい、元彼女の教えてくれたトルコ・コーヒーの淹れ方は、デタラメであることが判明しました。

というのも、彼女の場合、スプーン大さじ1杯をコップに入れて、沸騰したお湯を注いで、かき混ぜるだけ!という、ネスカフェのような作り方をしていたのです。

(もしかしたら、そういうのみ方をする国もあるのかもしれませんが…ちなみに、彼女はシリアに行っていました。)


…とはいえ、うちにトルコ・コーヒー鍋もなかったので、普通の鍋で作っても、あまりいい感じに煮出せていなかったので、今回、トルコで、コーヒー鍋を買ってくるのをたのしみにしていました。


上記が、イスタンブールのスーパーで、約3ユーロで購入したトルコ・コーヒー鍋です!

作り方は、トルコ・コーヒー用にものすごく細かく挽いたコーヒー粉と、砂糖と、お好みでスパイス(私はカルダモンかシナモンのどちらか)を入れ、水を鍋の半分ぐらいまで注いで、火にかけます。

私は、グツグツと沸騰して盛り上がってきたところで、火を止めてコップに注ぎ、粉が沈殿するのを1分ぐらい待ってから飲んでいましたが、香り高いのに苦味もなくて、とても美味しいのです。

今回、ちゃんと調べてみたら、ブクブクっと泡が出てきたところで、その泡をコップに取って、また沸騰するまで待って、全部注ぐ、という2段階であることが分かりました。

(詳細は、こちらをどうぞ→  トルココーヒー


うちの夫は、いつもよそ見をして、沸騰したコーヒーがあふれる音で、ビックリして火を止めるので、ガスコンロの周りがコーヒーかすだらけになるのですが、なぜかそれでも、夫の淹れるコーヒーの方が美味しいです。

ターキッシュ・デライト(ルクーム)ピスタチオ味の写真
コーヒーのお供に、これまたトルコで買ってきたルクーム(ターキッシュ・デライト)がよくあいます。

コーンスターチが原料なので、モチモチして、ピスタチオが入っていることもあり、なんとなく「クルミもち」の感触に似ています。

以前に食べたものは、やたらめったら甘くて、辟易したのですが、トルコで買ってきたものは、甘いけどそこまでしつこくなくて、和菓子っぽくて、食べやすいです。

ちなみに、うちのジョジョ君は、ずばり「おもち」と呼んでいます。


親戚のおじさん・おばさんの家にも、おみやげに持っていったのですが、持って行っておきながら、箱を開けている間に、結構な高齢者なので、

入れ歯とか、大丈夫かな?

と心配になりましたが…

(うちの母は、差し歯なので、ネチネチしたものを食べると、よく抜けるらしいです…)

ふたりとも、大丈夫そうでした。

特に、万年ダイエット中のおじさんは、おばさんの目を盗んで、一気に3つも食べていました。

 JUGEMテーマ:トルコ
| サラ | トルコ日記 | 18:34 | comments(6) | - |
トルコ映画「バル(はちみつ)」
トルコから帰ってきて数日後、ル・モンド誌の別冊雑誌を読んでいた夫が、

トルコ映画があるけど、見に行かない?

というので、今回の短い旅行で、すっかりトルコのファンになった私は、ぜひ見たいと思い、さっそく映画館に見に行きました。


映画バルの写真2
「Bal(はちみつ)」Semih Kaplanoglu監督

アナトリアの森ではちみつを取って生計を立てているお父さんと、お茶畑で働いているお母さんの愛情を受けて、質素な家で暮らしている元気な男の子Yusuf君(6歳)のお話です。


ル・モンド誌の記事によると、この「はちみつ」以外に、「ミルク」「卵」と、主人公が成長していくそうで、本来は、成長したYusufがお母さんのお葬式をあげに生まれ故郷の村に帰ってくる話から始まり、段々さかのぼって、Yusufの子供時代を描いた「はちみつ」は、3部作の最後になるのだそうです。

とはいえ、まだ前2作は、私も見ていないのですが…

この作品はベルリン国際映画祭金熊賞も受賞していて、単独で見ても、最初に見ても、十分面白いと思いました。

まったく音楽がなくて、ずーっと静かな映像が続くのですが、逆に、後半とてもドラマチックで、細かい描写が本当に丁寧な映画でした。

映画バルのシーン写真
そして、このYusuf君の顔!!

イスタンブールでも、ずっと思っていたのですが、トルコ人の子供の顔って、日仏ハーフに似てる子がけっこういるんですよ!

個人的にも、うちの子に結構似てると思ったので、学校で教科書を読むときに、うまく読めないシーンとか、わが子のように心配で、手に汗を握ってしまいました。

とはいえ、子供の世界がとても丁寧に描かれているので、

うちの子はこんな顔してないわよ!

という方も、たぶん、感情移入してしまうと思います。


イスタンブールにほんのちょっと滞在しただけですが、とても洗練された大都市なのに、触れ合ったトルコ人は、どの人もさりげなく、とても親切でした。

地下鉄のジェトン(子供銀行のコインみたいなのを入れて改札を通る仕組み)を買うのも、販売機の前でモタモタしていたら、おじさんがすぐに出てきて、教えてくれたり、道を聞いても、わざわざ紙に道順を書いてくれたり(でも、この道順が正しくなかった…爆)、地下鉄で男子グループが席を代わってくれたり、などなど…

いい国だなぁ〜

と思いました。

よく、トルコは親日国というのを聞きますが、そういうレベルを超えて、みんながみんなに親切な印象を受けました。

カタコトも話せずに行ってしまったので、トルコ語で会話ができなかったのが、とても残念でした。

次回は、教材をみっちりやって、カタコトでも話せるようになりたいです!

 JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
| サラ | トルコ日記 | 16:23 | comments(4) | - |
イスタンブール日記1
何かに誘われるような気がして、ついふらっとイスタンブール行きを決断したものの、お友達にも恵まれ、とてもとても楽しい旅でした!


とはいえ、順風満帆というわけには行かず…

出発する数日前に、出発日にフランスで全国ストがあることが判明しました。

フランス国鉄(SNFC)と全国の空港もストに入ることが明らかになっており、まず、空港までも電車で行く予定だったのですが、インターネットで確認すると、当日の朝に出て間に合う電車は、ひとつも運行されていませんでした。

それが、当日に分かったら悲劇ですが、幸い、全国ストの場合は前もって分かるため、前日にSNCFのオフィスに行って、前日夜のチケットに引き換え変えてもらうことができたので、前日に出発し、夫のいとこの家に泊めてもらったのでした。

とはいえ、翌日の飛行機も、出るのかどうか・・・

不安な気持ちで、やることもないし、ストで押し合いへしあいしているかも、と思ったので、出発の4時間も前に空港に行ってみたところ…

フランスの空港ストライキ情報
出発当日の空港の出発便の掲示板の写真です。

赤になっている便は「キャンセル」と書いてあり、さすがに、

えーっこんなにキャンセル!!!

とビックリしたのですが、不思議なことに、私が乗る便は、通常運行で、若干は遅れたものの、ちゃんと飛び立ち、イスタンブールに到着することができたのでした!!


・・・ちゃんと、到着できたことが夢のようでした。

2日ぐらいずっと心配だったりして、たびぃ。さんの素敵なお宅に到着したあとも、なんだか胸がいっぱいで、せっかくたびぃ。さんが用意してくれた、美味しい親子丼のごはんを最後まで食べきれず、残してしまう始末でした。


翌日からは、ベリーダンスの3日間のワークショップにたびぃ。さんと、パリから来ていたReshmiさんと3人で参加しました。


ワークショップの話は、ベリーダンスのほうのブログに書こうと思っていますが、こんなに一日中踊っていたのに、飽きもせずバテもせず、本当にずっとずっと充実して、楽しくてたまらなかったです。

先生も、ベリーダンス界では「ヨー様」といえば、泣く子も黙る(?)すごい先生に無謀にも習いに行ってしまったのですが・・・

写真で見たら、気難しそうな人だろうな、と思ったのですが、実際には、終始にこやかで、おまけに、踊り始めるとすごいオーラで、まったく踊りきれていない私でも、踊りの楽しさが、体にどんどん浸透してくるような、そんな魅力のあふれる人でした。


ところが、ワークショップの間にも、またアクシデント発生・・・

2日目の午後、休み時間にちょっとひとりで散歩しに行ったら、すぐ戻るつもりが、すっかり迷子になってしまいました!

イスタンブールの素敵カフェ写真
イスタンブールの街並みは、思っていたよりもずっとヨーロピアンな感じで(ダンス・スタジオのある界隈が、特にそうだったのかもしれませんが・・・)、ひとりで歩き回るのがとても楽しい雰囲気だったので、ついつい、こんな路地に入っていったりしているうちに、ダンス・スタジオのある大通りがどこか、分からなくなってしまったのです!

イスタンブールの街並み
あれっ、こんな教会は近くにはなかったし・・・」と焦りつつ、写真を撮る私(笑)

結局、20分遅れでレッスンに戻ることができましたが、あせって走りまくったので顔まっ赤でした!!

レッスン最終日の夜は、ガラ・ショーがあり、「SULTANA'S」という素敵なショー・レストランで、美味しいトルコ料理を満喫しながら、まずはレギュラーの観光ショーを見て、それから、WSで仲良くなった人たちの内輪ショーとなりました。

みんな、個性的でエレガントで、本当に素敵でした。

特に、今回が初舞台だったたびぃ。さんは、本当に落ち着いて堂々としていて、衣装も舞台も最大限に活用している感じで、そのくせ初々しくて可愛くて・・・本当に良かったです!!

Reshmiさんは、これまで何度かお会いしていたものの、衣装を着て踊るのを見たのは初めてだったのですが、これまたチャーミングで、優美でした!
音楽がしっかり体に入っている人の踊りは、見ていてもとても楽しくて、感激しました。

ふたりとも、WSの後も、ガラの練習に余念なく励んでいたのですが、本番が一番良かったです!!

結局、終わった後も興奮冷めやらず、たびぃ。さんのおうちに帰ってからも、話が尽きず、おしゃべりしたり小腹がすいたので何かと食べたりして、結局、朝4時まで起きていました。
イスタンブール グランバザール
そんなこんなで寝坊してしまった翌日は、グラン・バザールに連れて行ってもらいました。

この写真に写っているような雰囲気のあるランプが欲しかったのですが、結局は、ベリーダンスのレッスン・グッズを大量に買い込んでしまい、ランプは断念。

他にも、ローズ・ウォーターとか、トルコ・コーヒーの鍋とコーヒー粉(ちゃんと専用の鍋でいれると、ものすごく美味しいです!)とか、たびぃ。さんおすすめのざくろ酢とか、トルコ料理の香辛料などをお土産に持ち帰りました。

ベリーダンスのワークショップのほうは、まだ興奮がさめやらず、なかなか文章にできずにいますが、とりあえず、それ以外のイスタンブール滞在記のほうを、最初に書いてみました。


まだ書き足りないことは色々あるのですが・・・

最後に、大変お世話になったたびぃ。さんとReshmiさんに感謝したいです!

彼女たちのお陰で、なにかを共有できる友達の大切さを、ひしひしと感じました。

また、私の旅行中、快く「主夫」役を引き受けてくれた夫の奮闘の様子なども、また機会があったら書きたいと思います。

JUGEMテーマ:海外旅行 総合
| サラ | トルコ日記 | 18:00 | comments(11) | - |

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