国際結婚しかも子連れ再婚(ステップファミリーのフランス生活)

毎日「おー、こういう時にはこうくるか?!」って驚くカルチャーギャップ。
国際結婚のホンネ話や、ステップファミリーのトホホな苦労話、笑っちゃう勘違い、などなど!
国際結婚&再婚のほんとのところを語ります。
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別れの理由…後日談
以前にご紹介した、熟年カップルの別れの話の後日談です…

以前のお話はこちらからどうぞ。
 http://monpetitchou.jugem.jp/?eid=312

夫の旧友ピエールから、

サンドリンと別れることになった…

という話を聞いてから1週間後ぐらいに、またピエールから電話がかかってきました。

うちはアパルトマン住まいなのですが、メインのアパートとは別に、入口も別のものすごく小さい部屋があって、そこは今は物置のように使っているのですが…

ピエールの電話は、

できるだけ早く、今の家を出ていかなくてはならないから、君のうちのあの部屋を、ほんの少しの間、使わせてもらえないか??

という内容で、夫もとっさに、

いいよ

と答え、実際はその部屋を見たことのなかったピエールが、その翌日に見学に来たのでした。

ちゃんと内装を整えれば、狭いけど一人暮らしができるような感じの部屋なのですが、今の時点では、壁もはがれているし、トイレもシャワーも直し中という感じで、とても人が住めるような状態ではありませんでした。

でも、よく話を聞いてみると…

ピエールは、今は、月〜金は別の町で働いていて、週末だけこの部屋に新しい恋人と泊まりたい、ということで、

壁がはがれていても気にならないよ。古くてどうでもいいマットレスを持ってくるから、それで十分だよ

とすっかり乗り気になっていました。

おまけに、ピエールの娘のニナも一緒に、部屋を見に来たのですが…

彼女も、もう18歳ぐらいとはいえ、お父さんとお母さんの別れには、ショックを受けているだろうに、父親が新しい恋人と住む部屋の見学に連れてくるなんて

と、人ごとながら、ちょっとビックリしたのですが…

ニナは、前からずっと、お父さんとすごく仲が良かったのですが、この日も、終始お父さんの手を握って、ニコニコしていて、

いい部屋だね〜!これなら住めそう!

などと言っていて、途中で、待ち合わせがあるから、じゃね!と行ってしまいました。


ニナが行ってしまったあと、ピエールが、

ニナにも、最近初めてのボーイフレンドができたんだ。

僕が使わない時は、彼女がこの部屋を使ったらいいかなと思っているんだ!


というセリフを残して、ピエールも他の用事があって、その日はそれで引き上げて行きました。


・・・


二人になってから、夫と色々な話をしたのですが…


うちの夫も私も、あとになってから色々と気づくタイプなのですが…


1)今は使っていないとはいえ、なんで、うちの物置をラブホがわりに提供しなくてはならないのか?

2)週末だけ彼女と過ごしたいなら、彼女の家に行けばいいのに…

3)ピエールだけならまだしも、なんで娘までラブホ・ユースなんだ??


など、疑問が後から後からでてきてしまいました。

私は、夫の旧友だし、別にうちのドアから出入りするわけでもないから、お互いに気まずい思いもしないし、どうせ私はあまり行かない部屋なので、短期間であれば、使っても構わないと思ったのですが…

夫にとっては、気分がめいってるときなどに、その部屋の大工仕事をしたりして、ひとりでゆっくり気を紛わせている場所なのでした。

結局、夫がゆっくり考えた末、ピエールに、

あの部屋の件、あまり考えずに、いいよと答えたけど、良く考えてみたら、あの部屋は、たまに僕が一人で息抜きをするのに大事な場所なので、やっぱり貸したくないと思っている。
こんなメールを出すのは、気が進まないんだけど、君には、はっきり自分の思っていることを伝えたいと思うし、僕の心境を分かってくれることを祈る…

というような内容のメール(実際にはかなり長い内容)をしました。


翌日、ピエールから返事が来て、

はっきりと思っていることを言ってくれてよかったよ。
君が無理をして、嫌々、部屋を貸してもらうより、はっきり言ってもらって良かった

という内容でした。

とはいえ、お互いに気まずいだろうな、と思っていたのですが…

夫は、表面的にはなんでもないふりをして、


ねぇ、ピエールの新しい恋人が、実は、ニナだったりしたら、気持ちの悪い小説みたいなんだけどなぁ…

などと、相変わらずきついジョークでごまかしていました。


それから数週間して、ピエールから、

男友達だけのソワレ(夕べ)」

というお誘いがありました。
私は、てっきり「飲み会」だと思って、夫がそういう会に行くことはまずないので、

行ってくれば?

と言ったのですが…

実際は、飲み会ではなくて「食事会」だったようで、夜7時半集合で、食事とワイン付きで10ユーロという、なんかあまり食事内容にもワインにも期待ができないような会費でした(笑)

結局、夫は、その日は用事もあるし、あんまり男だけの会には興味がないので(奥さん同伴なら行くつもりだったらしいが…)結局行かなかったのですが…


これまで聞いた印象では、ピエールは、バカンスでも外食でも、基本的になんでも、

ボン・プラン」(お買い得プラン)

を徹底的に追い求めるタイプなのでした(笑)

うちの物置を週末に活用する案も、彼としては「ボン・プラン」だったんだろうなぁ…と思いました。

別にお金に困っているとか、そういう人ではないんですが…


とはいえ、今後も友達関係が続いていけばいいな…とはたで見て思いました。


| サラ | フランス家庭の一面 | 17:11 | comments(14) | - |
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仕事がすごく忙しいのですがタイトルの誘惑に勝てずに読みました。おもしろい。さすが、フランス。『アパートの鍵貸します』みたいですね。でも断って正解だと思う。変な声が聞こえてくるよりいいですよ。

でも娘まで来るとはね。。。(笑)やっぱりフレンチ。。
| ママベア | 2010/01/26 6:06 PM |

あたしも、「アパートの鍵貸します」を思い出しました!

サラさんとこはビミョーな年齢のお嬢さんもいらっしゃるし、断ってよかったんじゃないかしら、、、

それにしても、新しい恋人に物置(失礼!)に連れていかれたら、がっかりしちゃうと思うんだけど、彼女もボン・プラン派なのかしら(笑)
| たびぃ。 | 2010/01/26 6:32 PM |

■ママベアさん、

お忙しいところ、コメントありがとうございます!

「アパートの鍵貸します」、って昔見たような…
内容が全然思い出せないんですが…(笑)

最初の電話では、彼が一人暮らしをするアパートを見つけるまで、とりあえず急場をしのぐ、という印象だったのですが…
なんか、実際にうちに来てみて、話が膨らんでいたので、びっくりしました(笑)

娘がついて来ただけでなく、娘の恋のおぜん立てまでするという案には、本当にビックリしましたよ〜
| サラ | 2010/01/26 8:13 PM |

■たびぃ。さん、

たしかに、うちの物置は、「愛の巣」って雰囲気じゃないんですよ…(笑)
若い子ならまだしも、50を超えた熟年カップルには、不似合いかも…

でもピエールと付き合うぐらいだから、たぶんそういうのにはへっちゃらな女性なのでしょう。

その時はあまり考えませんでしたが、確かに、子供の教育上も???ですよね…
夫が、気に添わないことははっきり言うタイプなので、その点は良かったかも…
| サラ | 2010/01/26 8:17 PM |

うわぁ、びっくりしすぎて笑っちゃいました(笑)日本だったらあり得ないですよね。

自分がラブホ代わりに部屋を借りるっていうのはまだしも(よくないけど)、その部屋を娘とボーイフレンドも使えばいいじゃん。みたいな発想にも驚きました。

フランス人のオープンさ(?)というか、感覚の違いに唖然とするばかりですが、サラさんの旦那様が、これはやっぱりおかしい。。という感覚の持ち主で、少し安心しました。
| コカゲ | 2010/01/26 8:20 PM |

てっきりご夫妻のやりとりかと思ったら、、、いや〜たくましいですね!!おもしろいですね。

貸し借り系のモヤモヤは
すごーく気持ち悪いですし、早めに対処できてよかったですね!
フランスの人達と居て感じるのが
「嫌だ」という気持を、追及もせず尊重してくれませんか?
あたしはそれが、心地いいです。
| キリ | 2010/01/26 8:47 PM |

■コカゲさん、

うちの夫は、どちらかというと「常識的」なタイプなのですが、友達は個性派(?)が多いです。

「一度ピエールに部屋の鍵を渡したら、家族親戚10人ぐらいが合鍵を持って、次から次へと使うようになるかもね」
などと、夫が後で色々とジョークにしていました。

あと、「父親公認のボーイフレンドなら、自宅に泊めてあげればいいじゃないか!」とも言っていましたが、そういう例(両親のいる家に、子どもが恋人を連れ込んで週末過ごしたり、果ては一緒に暮らしたり…)はフランスでは結構あるようです。

…私自身は、娘にボーイフレンドができたら、そこまであっさりとしてられるか自信がありません。
| サラ | 2010/01/26 10:16 PM |

■キリさん、

あ〜、それは良く分かります!
フランス人相手には、「嫌だ」、と言ったら、あとは理由をくどくど問い詰められたりしないですよね。

同様に、みんなとは違う方法だけど、私はそれでいいと思ってるから…、と言えば、子育てなどでも、あまり説教されたりしない気がします。

…ピエールとうちの夫は、こんな感じでも20年以上友情が続いているので、これからも続いていくとおもいます(笑)
| サラ | 2010/01/26 10:20 PM |

ひゃービックリですね!
うちは親の前では手もつながないので、父親が娘のデート場所のセッティングまでするなんて、同じフランスでもいろんな人種(笑)がいるんだな〜と思いました。

あたしも恋人と週末過ごすところが物置にボロボロのマットレスひとつだったらイヤだなー。(すみません)

でも言いたいことが言える関係はいいですよね!
| Reshmi | 2010/01/26 10:34 PM |

■Reshmiさん、

フランス人とはいっても、家庭の温度差は色々だと思います。

この話のニナちゃん(18歳)とは、世代が違いますが、うちの夫の家庭は非常に厳しかったので(特に義父)、彼女を家に連れてくるなどもってのほかで、デートどころか、なんでもない女子の友達と出かける時も、嘘をついて出かけていたそうです。

私も、新しく付き合い始めた人に、あの部屋に連れていかれたら、ものすごく幻滅すると思います…(爆)
| サラ | 2010/01/26 10:44 PM |

ほんとにびっくりしましたが、ありかもしれないなぁとも思いました。しかし、彼の言葉に??となった自分は、まとも??だなぁと思います。
私は、息子にNamoradaが出来ても寝ることを奨励するようなことは、絶対に言いませんねぇ。
私もかなりはっきりしている人間なので嫌は、嫌といいいますね。
| Gabbyna | 2010/01/27 10:33 AM |

ご主人断って大正解だったと思います。

幾らボンプラン派とは言え、
友達の家で新しい恋人と週末を過ごすなんて・・・

若い子ならまだしも、
チョット考えて欲しいですよね。
まぁ、価値観の違いなのでしょうから、
仕方無いのだろうけど・・・

ウチは娘ではなく、息子ですが、
どちらにしてもピエールさんの真似は出来ません^^;
| みかん | 2010/01/27 4:26 PM |

■Gabbynaさん、

息子さんはお年頃ですが、まだ彼女はいないのですね。
男の子と女の子では、意味合いがちょっと違うような気もします。

…でも、どっちにしろ、
「お父さんが部屋を借りたから、いつでも彼と行っていいぞ!」
みたいなのって、ちょっと感覚的に受入がたいものがあります(笑)

ブラジルも一緒かもしれませんが、フランスだと、嫌なことは嫌だと意思表明しないと、何でもOKだと思われてしまう部分もあるので、逆にちゃんと嫌だと言ったほうが、友情も長続きするような気もします…
| サラ | 2010/01/27 5:19 PM |

■みかんさん、

ピエールは、ちょっとビックリするようなところもありますが、普通に話をしたりする分には、すごくいい人だし、話題も豊富で面白い人なんですよ!
(一応フォロー…笑)

夫によると、シングルマザーのお母さんに、ものすごく貧しい環境で育てられたということで…
(…それを言えば、私もシングルマザーだったし、結構貧乏だったのですが!)
おまけに、学校の成績がものすごく悪かったらしく、すごく若いうちから働き出して、職も転々としたそうです。
今はかなりお給料もいい仕事についているのですが…

そんなこんなで、大人になって、普通の生活ができるようになっても、何でもともかく値切り倒さないと気が済まないようなところは、そういう環境から来ていると思う、と以前に、本人が言っていたそうです。
| サラ | 2010/01/27 5:25 PM |











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