国際結婚しかも子連れ再婚(ステップファミリーのフランス生活)

毎日「おー、こういう時にはこうくるか?!」って驚くカルチャーギャップ。
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豚の角煮の作り方…
豚の角煮 出来上がり写真
うちの近所に、牛豚鶏のどれを買っても、どれも美味しいお肉屋さんがあるのですが…

ときどき、豚バラ肉がどでーんと置いてあるので、1kgとか1.5kgの単位で買ってきます。

豚バラは、フランス語ではpoitrine de porcです。

トンポーローを作ったり、角煮にしたりします。

時間はかかるけど、すごく簡単なので、誰でも、作っているものかもしれませんが…

豚の角煮 作り中写真
うちの角煮は、脂っ気がかなり抜けていることが売り物です。

フランスで売ってる豚バラは、皮つきバラ肉なので、脂が抜けても、コラーゲンは残り、お肌にもいいような気がします。

皮つきだと、皮にスタンプが押してあったり、毛が生えていたり、おっぱいがついていたり…

と結構、気持ちの悪いこともあるんですが…(笑)


私の簡単な「豚の角煮」レシピです。


1)1kg〜1.5kgの豚バラ肉を、4〜5センチ角ぐらいの適当な大きさに切ります。

完成した状態になるまでに、かなり肉が縮むので、少し大きめに切っておいてもいいと思います。

ちなみに、フランスの豚バラは、スペアリブの骨までついているので、骨の部分は切り取り、これも一緒に煮ます。

私は骨付きの角煮のほうが、更に美味しいと思います。


2)鍋にたっぷりの水を取り、肉と塩少々と野菜の切れ端(玉ねぎの落した部分とか、にんじんのヘタとか、長ネギの青い部分とか、手元にあるもので)と皮つきショウガのぶつ切り少々と、粒コショウ10粒ぐらいをいれて、30分ぐらいゴトゴトと煮ます。

上の2番目の写真は、30分煮たところです。


3)余熱が取れるのを待って、水を捨てます。

パスタの水を切るようなストレーナーに取り、肉以外は捨ててしまいます。

肉を水でよく洗い、脂を落とします。鍋も汚くなるので、ここで一度きれいに洗います。


4)鍋に肉を戻し、肉がひたるぐらいの「お酒」と、少量の塩、砂糖小さじ2杯をいれた上に、更に同量ぐらい水を入れ、火にかけます。

お酒は、本当は日本酒のほうが美味しいけど、フランスだと高くつくので、白ワインで我慢していますが、それなりに美味しくできます。

中華スーパーで買える、中国の料理酒でも美味しくできますよ。

ちなみに、ビールでも美味しくできます。

5)2時間ぐらい、たまにあくを取りながら、気長に弱火で煮ます。


6)柔らかくなったところで、しょうゆをカップ半分ぐらい入れます。


7)それから、また30分ぐらい煮ます。


この後、できれば1晩放置します。

すると、翌朝、液体の表面に沢山白い脂が固まっているので、これをスプーンですくって、取ってしまいます。


…これで、脂っこくない「豚バラ」のできあがりです!


食べる前にまた10分ぐらい火を通して、いただきます。


うちは、お砂糖控えめレシピですが…

もっと照りを出したい場合は、みりんを入れたり、砂糖を足したりすると、甘辛味になります。


ちなみに、角煮の煮汁を別の鍋に取って、少々のショウガを加えて、かぶを煮ると、とても美味しい付け合わせになります。


 JUGEMテーマ:写真日記
| サラ | フレンチな台所仕事 | 10:18 | comments(5) | - |
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そう、
豚の角煮って、脂っぽいイメージがあって、(主人も私もあんまり脂アブラしたものは得意じゃないので…)今まで自分で作ろうという発想が無かったんだけど、サラさんみたいにサッパリ目にも作れるんですね?!

レシピ読んでたら美味しそう… チャレンジしよかな♪

へー、お酒は日本酒でも白ワインでも中国の料理酒でも(そいえば紹興酒でも美味しそうだもんね!)、
あとビールでも美味しいんだ?! いい事聞いたかもです!

うち、生姜も好きだから、角煮を頂く時に小さく刻んでかけてサッパリ目に食べても、
あと、サラさんの書かれてる付け合わせも、味がしみてオイシソー!!
| voici | 2010/02/09 4:39 PM |

■voiciさん、

時間がかかるだけで、すごく簡単ですよ。
ぜひvoiciさんも作ってみてください!
うちも、脂っこいものはあまり食べないんですが、たまにこの角煮を作ると、みんな大喜びします。

あと、voiciさん風に、多めに作って冷凍するという手もあります。
以前は、子供が小さくて料理の時間があまりとれなかったりしたので、多めに作って、冷凍していましたが、どうも冷凍した後、匂いがつくような気がして、最近は、あまり冷凍していません。
冷凍しておくと、角煮として以外にも、半解凍して薄めに切って、野菜の炒め物に加えたり、ラーメンにのっけたり、などの利用法があります。
フランスでは、「薄切り肉」があまり手に入らないので、お肉少な目の炒め物などをするときには、生で冷凍して半解凍で薄く切るか、調理肉を半解凍して薄く切るか、という感じでしのいでいます。

ちなみに、もとの角煮の話に戻ると、ビールで煮込む方法は、ドイツ人の友人に教わりました。そのレシピは、角煮じゃなかったんですが、美味しかったので、他の煮ものにも転用しています。
あとは、お酒を泡盛にして、お砂糖多めにすると、沖縄風の角煮(ラフティ)になるそうです。
私は試したことがありませんが…
| サラ | 2010/02/09 4:48 PM |

ビールで煮込むのは、ドイツ人のお友達に聞いたんですね。そういえば、ビールでお肉を煮込むと柔らかくなる…って以前にどこかで聞いたことがあるのを思い出しました!

なるほど、泡盛を使うとラフティ風…!

今度、時間のある週末があったら角煮、挑戦してみようかなー!^-^

フランスでは日本みたいな「薄切り肉」が手に入らない、とか…そういう事情も文化の違いで面白いよね またサラさんが気づいたことがあったらいろいろ書いてねー!

それから、これも文化の違いか、サラさんが私のブログにコメントしてくれた(日本で食べたものに)化学調味料の味がした…と言う話し…。コメントお返ししたあとも「う〜ん」とちょっと考えさせられちゃったり…(^-^;)

幼少期に日本の高度成長期の中で育ってきたわたしは、いろいろ添加物や化学調味料が入ったものも食べて大きくなってきてはいるんだけど((^O^;)>アハハ…)、もちろんこれからも口にするものには何かしら入っているのだろうけれど…神経質になりすぎない自分のできる範囲で気をつけつつ(だってこの現代の先進国の中で考えすぎたらヒステリーになるよね…^-^;)、
楽しく食事作って美味しく家族と頂いたり、また、たまにお外で友だちと楽しく頂いたり、食べることはダイレクトに身体をつくることでもあるし、幸せの時間でもある大切なことだから、楽しんで行きたいな …と思いました〜!

って、自分のブログのコメント返しで書ききれなかったことを伝えようと思ったのだけれど、ここに長々とお邪魔させてもらってごめんなさいねー!!
| voici | 2010/02/10 10:43 AM |

■voiciさん、

外食やできあいも上手に活用して、全体として、バランスがとれていれば、いいような気がします。

うちの場合、およばれや外食が続いた場合には、どうしてもフランス料理が多くて、肉中心になってしまうので、家では野菜料理のあっさりしたものを作ったりしてバランスを取っていますよ。

といいつつ、以前に一度、中国人のお友達に、「魚肉ソーセージ」を頂いたんですが、あの添加物いっぱいの懐かしい味に、感激してしまいました(笑)
| サラ | 2010/02/10 4:58 PM |

バラ肉がフランス語で何というのかいまひとつ分からなかったので、とても参考になりました。ぜひ作ってみたいと思います。私の住む南仏の田舎町には魚屋がなく、日本で魚ばかりだった私も、肉を食べざるを得なくなりました。
 肉を買う時、日本のあの部分は何?といつも苦しんでいますが、豚が安いので、さっぱり目の豚肉を研究したいと思っています。ありがとうございました!
| KOKO | 2016/02/07 12:20 AM |











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