国際結婚しかも子連れ再婚(ステップファミリーのフランス生活)

毎日「おー、こういう時にはこうくるか?!」って驚くカルチャーギャップ。
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国際結婚&再婚のほんとのところを語ります。
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僕の辞書に「キザ」という言葉はない!?
フランスでずっと暮らして、フランス語を日常的に話しているので、あまり考えずに、フランス語で話せるようになっていますが・・・

日本語でだったら、「ずばり」一言で表現できるのに、フランス語では聞いたことがない・・・

という言葉に、たまに突き当たって、説明に苦しみます(笑)


そのひとつが、「キザ

うちの夫は、ちょっと深刻なケンカをして、数日後に解決の糸口?が見えてくると、だいたい、バラの花束を持って帰ってきて、「これ、君に・・・」と、花を差し出すんですが・・・


女子として、そういう行為は嬉しいものの、同時にいつも、

あんた、キザだね〜、いい年したオジサンが、少女マンガみたいなことして、恥ずかしくないの?

と言いたくなってしまいます。

あるとき、一度こういうことを言ってみたくなったのですが、「キザ」という言葉がどうしても出てこず…

気になって辞書で探しましたが、英語にもフランス語にも、日本語の「キザ」に当たる言葉はないことが判明・・・

(私の調査不足かもしれませんが・・・誰か知っていたら、教えてください!!)

chic(シックな、めかしこんだ、気取った)とか、pretentieux(もったいぶった、気取った)というのはありますが、私の感じだと、それとはちょっと違います。

夫にも聞いてみましたが、そういう感情は存在しないそうです。

結婚して何年もかかって、やっと気がつきましたが・・・

うちの夫の頭には「キザ」という言葉はないのです・・・(笑)


ちなみに、私がよく娘に、

恥ずかしいから、やめてよ!

みたいなことを言うんですが・・・

これも、genant(困る、邪魔)とか、embarrassant(当惑させる、困らせる)のような言葉はあるものの、それも、人前で何かやって、それが知らない人に見られるのは恥ずかしい、というようなのは、あまり感覚的に理解できないようです。

たとえば、夫によると、電車の向かい側に座っている女子のパンツが見えていたとして、それは、よほど奇抜な格好をしているとか、わざと見せているのでない限り、見るほうが悪くて、失礼なんだそうです(これは夫の個人的意見かもしれませんが・・・??)

あと、小さい子供が、おしっこが我慢できず、ところかまわず立ちションするのも、建物の主に迷惑がかからないような立ちション(既に犬が良くおしっこしてる場所だとか)だったら、全く恥ずかしくないんだそうです・・・

(私は、子供が立ちションしている間、早く終わって早く逃げ去りたい気持ちで一杯ですが・・・!!!)

でも、ひとりで下着やさんに行って、奥さんに着てほしいスケスケの赤い下着を選んでるオジサンとかは、夫としては、「genant」(見ていて恥ずかしい、不快)なんだそうです・・・

そういうオッサンは、その恥ずかしささえなさそう(屈託なく、若い女子の店員さんと、ジョークを言いながら、商品を選んでいたりする!)なので、うちの夫は、それでもアジア的な感覚を理解する方なのかもしれません・・・


・・・結局、フランスに来て数年、その「恥ずかしい」という日本人的な?感覚に対して、何らかの個人的なコメントがしたい・・・でも、適切な言葉が見つからない、というジレンマが募った末、フランス人の年配の人などが、自分としては「アウト」というモラル的な感情を表すのに、

Je n'aime pas」(私は好きではない)

と言っているのを聞いて、目から鱗が落ちたような気がしました。

人様がいるから恥ずかしいのではなく、あくまで当人がどう思うか、という視点なんだと思いますが・・・


 JUGEMテーマ:国際結婚
| サラ | フランス語について | 12:27 | comments(10) | - |
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初めてコメントしますが,ずっととても興味深く読ませていただいています.昨夏〜冬の半年ほどグルノーブルに住んだので,それをきっかけに.サラさんの視点がいつも面白くて大好きです.

ずっとずっと前ですが,子供の歌の歌詞がいろいろ載っているサイトを紹介なさっていて,あれもとてもありがたかったです.その時タイミングを逃して以来いつかコメントしようと思っていたんですが・・・.

フランス人の頭には「キザ」という概念がない,というのには笑いました.ないからこそできる事もある,と.「人に見られて恥ずかしい」という感覚もないんですね!なるほど.

「人に迷惑をかけたら申し訳ない」ていう感覚もないのではないかと私は感じましたが,言葉としてはあるんでしょうか,「迷惑」.embarrassantがそれに当たるのかもしれませんね.
| むつこ | 2010/06/10 5:16 AM |

なぜか哲学的な論理がします。そういえばパリでブティックで買い物していたときバイクにのった皮のジャンパーをきた中年より少し若い感じの男のひとが黒のカシミアのセーターを手の甲で何度もなでながら、やっとその一着を買っていったのを覚えています。わたしは一着しかないカシミアのセーターを先にとられたので悔しかったのですが、カシミアをなでる手つきがなんか、セクシーというか、見てられないというか。。。そんなにカシミアのセーターをきる彼女を愛しているのかしら。。と思ったり。。。複雑な気持ちでした。キザというえばキザですしたね。。。フランス人にしては普通なのかもしれないけど。。あまりにもダサい日本人のおっさんになれているからかな。。。
| ママベア | 2010/06/10 8:40 AM |

■むつこさん、

はじめまして!
初コメントありがとうございます。

以前の記事も、コメントが入ると、ちゃんと通知が来ますので、ちゃんとお返事しますよ〜
どこにでも好きなところにコメントしてくださいね!

グルノーブルにいらっしゃったのですね。
ブログを拝見しましたが、今は日本に戻られているのですね。

「人様に迷惑」というのは、うちの夫は「genant」を使います。
例えば、友人に「車で送っていくよ」、と誘われて、本当は送ってもらいたいけど、「でも迷惑になるし・・・」というようなときにも、
「C'est genant !」(アクセント抜き)と言って、そのくせちゃっかり車のドアに手をかけていたりします(笑)
| サラ | 2010/06/10 4:35 PM |

■ママベアさん、

あはは、コテコテと商品に触りまくってるフランス人、たまに見ます(笑)
自分がブティックの店員だったら、カシミアの毛が抜けないか、すごく気になるかも・・・
もしその男性がセーターを買わなかったとしても、そんなに「愛撫」されてしまったセーターを手に取るのは、ちょっとためらいませんか??

あと、レストランとか道を歩いていて、すぐ目に入るところにいるカップルの男が、ずーっとずーっと彼女の首とか髪の毛とかをナデナデと触っていたりするのを見ると、この人たちにとっては、これが日常業務なのか、それとも、まだ付き合いだして間がないので新鮮で触っているのか、常に触っていないと、彼女が浮気してしまうのか・・・??などと、いつも疑問に思います。
| サラ | 2010/06/10 4:41 PM |

フランス語には”キザ”に相当するような言葉が無い、、勉強になりました。そして、納得のような気もします(笑)

恥ずかしい、、という気持ちをレベルで表したら、日本人とフランス人にはそのレベルに大きく差があるような気がします。日本人としては恥ずかしいような事、例えば、足が太いくせにミニスカートを履くとか(笑)、そういう感覚ってあまりフランス人には無いですよね?(笑)
私は典型的日本人なので、この”恥ずかしい”という感覚にとらわれ過ぎて、損しているような気持ちに時々なります。
ちなみに、やむを得ず息子に立ちションをさせなきゃならないシチュエーションの場合、やっぱり私は”恥ずかしい”と思って、急かしてしまうんですが、フランス感覚なら必要以上に恥ずかしがる必要は無いという事がわかって気が楽になりました(もちろん、場所は選びますが。笑)

恥ずかしい、、、という言葉をうまく表現出来なかったら、私もJe n'aime pasを利用しようと思います(笑)
| コカゲ | 2010/06/10 8:05 PM |

■コカゲさん、

そうそう。
ツッコミを入れたくなる人いますよね〜
むっちりとかいう程度ではなく足が「極太」なのにミニスカとか、お肉が思いっきりはみ出しているのにローライズで、しゃがむたびにパンツも丸見えとか・・・、言い出したらキリがないですよね・・・

他人の反応を気にしている人よりも、自分が好きな格好を貫いている人のほうが良い、という感覚なんでしょうね(笑)

コカゲさんも、やっぱり立ちションは恥ずかしいですか?
フランス人の立ちションに対する考え方は、他の国とも違って、一種独特のものがあるような気がするんですが・・・
| サラ | 2010/06/10 8:13 PM |

恥しいという感覚、アメリカ人よりはフランス人の方があるような気がします。

学生時代、よくディスコに行ってたんですけど、いい音楽がかかっていても、誰も踊っていないと踊らないフランス人を見てビックリしました。
同じ音楽で、数時間後には超ノリノリなのに、誰かがはじめるのを待ってる、という、ある意味とても日本人的な光景をいつも目にしていました。

私は口に出すときは、
Avoir honteとかEtre mal a l'aise を使うかなー。

でもそれでもピッタリではないかもー。
| Reshmi | 2010/06/11 3:15 PM |

■Reshmiさん、

確かに、フランス人は、なかなか踊り出さないですね。
うちの夫によれば、それは、踊りが下手で、下手な自分に自己嫌悪を感じているからで、他人がいるかどうかとは関係ない、ということですが・・・
(私は、他人のあるなしは、関係あると思いますが・・・)

私が何度か行ったことがあるのは、ディスコではなくて、踊れるコンサートみたいなやつ(いわゆる生演奏?)ですが、必ず、最初に2、3人(たいが女子)が踊りだして、それをみんなが見ていて、そのうち5曲目ぐらいで、やっと男性登場、という感じでした。

私も最初はJ'ai honteを使っていましたが、段々、なんか違うと思いはじめました。
(こっちはプレゼントを用意していなかったのに、相手から高価なものを頂いたとか、そんな場合にのみ、使うような気がします。日本語の「恥ずかしい」とは、使用する場合が違う気が・・・
あ、でもスカートがめくれていたのに気づかずに町中歩いて帰ってきた、なんてときはQuelle honte !ぐらい言うかな・・・)
| サラ | 2010/06/11 4:02 PM |

なるほど〜。
以前夫にも聞いたことがあったんです。

ちょっと恥ずかしい、居心地が悪い、ってどう言うのかと。embarrassantという言葉はあるけれど、あまり耳にしないし、英国人がembarrassingと言う頻度では絶対無い。そのときは英語のawkward(ちょっと気まずい、いたたまれない)は仏語でなんて言うか、と訊いたことからはじまったのですが、フランス人は余程のことじゃないと気まずいとかはずかしいなんて思わないのだ、という結論に達しました(笑)。
| tamaho | 2010/06/14 6:39 AM |

■tamahoさん、

そういえばawkwardなんて言葉もありましたね(←すっかり忘れていました・・・笑)
英仏辞書で見たら、やっぱりgenant、etre mal a l'aiseと訳されていましたが・・・
genantは、状況によって、使える気がしますが・・・
フランス人が、「ジュスイ・マラレーズ」(気まずい・・・)なんて言ってるのは、聞いたことがないです(笑)

その割に、うちの夫はよく、「あの人ほんとに面の皮が厚い(Elle a la peau epaisse)」と言っています。
| サラ | 2010/06/14 4:05 PM |











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