国際結婚しかも子連れ再婚(ステップファミリーのフランス生活)

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グロセイユのジャムの作り方
前回の収穫に引き続き、グロセイユのジャムの作り方です。

グロセイユのジャム1
ジャムを作る、と決めたからには、夫のおばさんと二人で、流れ作業的に、大量収穫しました。

これで多分2kgぐらいあると思います。

簡単に枝や青い実や葉っぱを取り除いて、水洗いしてあります。

「料理の生き事典」のような夫のおばさんに聞いたところ、ジャムを作る場合、ペクチンが豊富な果物なら勝手に固まるけど、固まりにくい果物の場合は、ペクチンを加える必要があるということでした。

グロセイユは、ジャムの中では、結構固まりやすい方なんだそうですが…

初体験で失敗すると残念だし、こんな大量のグロセイユにも申し訳ないので…

おばさんには内緒で、ジャム用のペクチンを買ってきました。

ジャム用Vitpris
「Vitpris」箱に小さい袋とジャムのレシピが入っています。

夫が、「Vitpris」は昔から売っていて、ママンも使っていた…というので、これにしてみました。

ちなみに商品名はフランス語で「すぐ固まる」という意味で、なんとなく安直なネーミングです(笑)

この中に入っていたレシピと、夫の記憶に従って、ジャム作りスタートです。



10分で出来る、グロセイユのジャム(フルーツ・ソース)の作り方

熟したグロセイユ 2kg
水          20ml
砂糖       1kg
ペクチン     既定の量(Vitpris1袋)
ジャムのビン   500g X 5〜7個


0)前準備として、大鍋にお湯をわかして、ジャムのビンを数分、煮沸消毒し、自然に乾燥させておきます。


1)洗っておいたグロセイユを大き目の鍋に入れ、水を入れて5分ぐらい煮立てます。

おばさんの話によれば、グロセイユの収穫期に、すぐジャムを作れない場合は、そのまま冷凍してしまって、時間の余裕のあるときに出して、ジャムを作る、という手もよく使うのだそうです。

今回は、フレッシュなグロセイユを使いましたが、冷凍でも、なかなか美味しいジャムになるようですよ。

軽く煮立てたら、木べらで軽くかき混ぜます。

グロセイユのジャム作り中
実がつぶれかけて、なんか怪しいジュースになっています。

この時点では、こんなので大丈夫なのか、かなり心配です。


2)このグロセイユの煮たものをこして、種や枝などを取り除きます。

グロセイユのジャム作り2
「ムリネット」と呼ばれる、昔ママンが使っていた器具を、夫が出してきました。

昔は、ポタージュなどのときも、この「ムリネット」でギコギコやって、塊をつぶしていたのですが、大変な重労働です。

今はポタージュを作るときは、ミキサーでガーっとやってしまいますが…

グロセイユの小さい種を取り除くには、ムリネットのこし器にかけたほうがいいだろう、と言うので、夫にやってもらうことにしました。

グロセイユのジャム作り1
なにしろ汁が赤い上、男の料理でダイナミックな作業なので、机の上が、殺人現場みたいになってしまいました。

でも、地道にギコギコやってもらって、グロセイユの種や枝をしっかり取り除くことができました。

グロセイユのジャム作り3

これが、種なしグロセイユ汁(笑)

味見しましたが、まだ砂糖も入っていないし、かなり酸っぱくて、苦行に近い味です。

ちなみに、ジャムではなくてジュレ(ゼリー)にする場合は、ムリネットにかけずに、目の細かい大きな布きんで絞って漉すのだそうです。


3)上のグロセイユ汁を再び鍋に入れ、砂糖とペクチンを加えて、弱火で5分ほど沸騰させます。

レシピでは「砂糖2kg」となっていました。

つまり、1kgというのは、本来の分量の半分です。

半分でも、砂糖を1kg入れるのは、結構勇気がいりますね。


砂糖は9割がた入れて、しっかり溶かして沸騰させたあと、残りを加える、という方式で、2回に分けるほうが良いようです。


火にかけている間は、ずっと木べらでかき混ぜます。

ペクチンを入れたとたんに、ジャムらしく、とろっとしてきました。


4)火を止めたら、冷めるのを待たず、すぐに用意しておいたジャム容器に詰めます。

グロセイユのジャム(完成)

ジャムはぎっちり詰めず、上に少し空気の余裕を残しておかないと駄目だそうです。

熱い空気が冷めて、中身が真空になるのには、ちょっとの隙間が必要だそうです。

グロセイユのジャム(ビンテージ)
夫が捨てられずに取っておいた古いジャムのビン。

夫の父が生前に最後に作ったと思われる、グロセイユ・ジャムのビンです。

日付が初夏ではなくて、10月10日に作ったのは、グロセイユの実を冷凍しておいたからなのでしょうか??

せっかく同じグロセイユのジャムなので、このビンも使いました。



さて肝心のお味ですが…

採りたてのグロセイユをほおばった時の風味そのまんまなのに、あの嫌なツブツブの種が口に当たらず、甘酸っぱい果物の味がまるごと味わえて、とても満足です。

ただ、パンにつけて食べるには、ちょっとゆるすぎる感じです。

フロマージュ・ブランやヨーグルトにたらしたり、アイスクリームにたらしたりすると、甘酸っぱい風味が最高です。

ジャムというよりクリ(coulis、フルーツ・ソース)という感じです。

フォンダン・オ・ショコラなど、チョコレートのケーキを作って、このソースをたらしたら、かなり美味しく食べられそうです。

上の容器を見ても分かると思いますが、うちでは、よくボンヌママンのジャムを買っていますが…

やっぱり、市販品のジャムは甘すぎる、と思いました。

夫によれば、ジャムには砂糖をある程度入れないと、どうしても劣化が早くなるので、長持ちさせるためには、仕方ないらしいです。

うちでサッサと自家消費する分には、砂糖がかなり抑えてあっても、劣化する前に食べきれるのが、手作りジャムのメリットですね。


自家製ジャムというと、何時間も気長に煮詰めて、一日中、台所につきっきり・・・

という先入観を持っていましたが、10分でこんなに美味しいジャム作りが完了してしまったのには、ビックリしました。

身近に旬の果物が手に入る方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!


次回まだグロセイユが収穫できたら、グロセイユぎっしりのタルトをご紹介します。

まだVitprisのペクチンが4袋残っているので、あとは、カシスのジャムかジュレに挑戦してみたいです。

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| サラ | フレンチな台所仕事 | 18:46 | comments(2) | - |
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うわぁーん
手作りジャム最高じゃないですかー
庭になっていたなら添加物も心配ないし。
アメリカだと間違いなく七面鳥のソテーやハムステーキに添えちゃいますね(はぁと)
今週末は誕生ケーキを焼くんですが、色味で迷ってたけどやっぱり赤ほしい!
| キリ | 2011/06/10 12:05 AM |

■キリさん、

そうなんですよ〜!
ジャムって大変そう・・・と、これまで敬遠していましたが、手作りジャムの美味しさには参りました。

ジャム作り、これから本格シーズンなので、家族の家に行くたびに、はまってしまいそうです。

そうそう。このVitprisという代物(ペクチン)になんか怪しいものが入ってるかもしれないんですが、全体的には、かなり安心です。

七面鳥のソテー、良さそうですね〜
フランスだと、フォアグラにいちじくジャム、というのが定番です。

誕生日のケーキ、素敵なものが焼けるといいですね。
近所だったら、グロセイユのジャムを、お分けできるのに残念!
| サラ | 2011/06/10 1:16 AM |











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